【土No袋(どのうぶくろ)】: 土砂不要!わずか約3分で完成する
緊急対応型・水だけで膨らむ吸水土のう
いざというとき!水害時の初動対応速度と手間を劇的に改善
豪雨や台風による浸水リスクは、いつあなたの事業所や家屋を襲うかわかりません。従来の土のうは、土砂の調達、運搬、充填に多大な時間と労力を要し、緊急時の迅速な対応が困難でした。土No袋は、土砂を一切使わず、真水に浸すだけで約3分(※)で重さ15kg(標準型の場合)の土のうが完成します。
これにより、水害・浸水発生時の初動対応を圧倒的に早め、家屋や地下道などへの水の流出・流入を防ぎ、甚大な被害を最小限に抑えることができます。(※水温が低い時期は約5分かかる場合がございます。)
速さと安定性を両立する技術
- 超速吸水「高分子ポリマー」の力
-
袋の内部には、高分子ポリマーという特殊な吸水材を使用。真水に浸すだけで素早く(約3分)水を吸水し、約270gの乾燥重量から完成重量15kgの止水材へと変化します。
- 積載時の高い安定性(天然ゴムすべり止め付)
-
土No袋には、弊社独自の技術により両面に天然ゴム製のすべり止めが付けられています。これにより、3段に積んでも安定し、ズレを防止するため、強固な止水壁を築けます。
- 連結機能で隙間をシャットアウト
-
四隅には連結用のポリ紐が付いています。隣同士をしっかりと連結することで、土のう間に隙間ができるのを防ぎ、止水効果を最大限に高めます。
保管・運搬・後処理のすべてを効率化
土No袋が長年にわたり選ばれ続けている理由は、設置時だけでなく、保管から廃棄までを一貫して簡素化した点にあります。
- 運搬・保管スペースの圧倒的な節約: 吸水前は約0.4kgと軽量・コンパクト。土のう50枚入り(標準型の場合)がわずか54×54×H34cmのケースサイズに収まります。土砂の保管スペースは一切不要です。
- 環境に配慮した後始末: 使用後は専用脱水処理剤「マルメルト」(別売)を使用することで、中性の水(pH約6.4)に分解され、環境に極力負荷をかけずに適切な処理が可能です。(※廃棄時は自治体の処理方法に従ってください。)
- 豊富な形状バリエーション: 標準型(枕型)、箱型、ロング型、新箱型の4つの形状があり、お客様の用途や設置場所に合わせて最適な土のうを選べます。
土No袋 製品仕様
- 【各種:保存期間】約5年間(長期保存可能)
- 【各種:吸水時間】約3分(真水に浸した場合)
- 【各種:素材】外装材:ポリエステル(不織布) / 吸水材:高分子ポリマー / すべり止め:天然ゴム
- 【特記事項】海水では膨らみません(真水専用)
- 【品番】#700 50枚入
- 【用途】安価な枕型:水害対策、浸水防止、止水、流出防止
- 【サイズ(完成寸法)】幅 600 × 奥行 400 × 高さ 150 mm
- 【完成重量】約15kg
- 【品番】#722 50枚入
- 【用途】しっかり積める箱型:水害対策、浸水防止、止水、流出防止
- 【サイズ(完成寸法)】幅 500 × 奥行 300 × 高さ 200 mm
- 【完成重量】約23kg
- 【品番】#725 20枚入
- 【用途】1枚で2mまで対応:水害対策、浸水防止、止水、流出防止
- 【サイズ(完成寸法)】幅 2000 × 奥行 200 × 高さ 200 mm
- 【完成重量】約80kg
- 【品番】#732 50枚入
- 【用途】中心を重量物で補強できる回字型:水害対策、浸水防止、止水、流出防止
- 【サイズ(完成寸法)】幅 500 × 奥行 300 × 高さ 200 mm
- 【完成重量】約19.4kg
活用事例:様々な現場での緊急配備
- CASE 1: 都市部の店舗・地下道入口の浸水防止
- 土砂の調達が困難な都市部の地下街や店舗の出入口に備蓄。集中豪雨の際、管理員だけで即座に土のうを設置し、水の流入を食い止め、営業への被害を防ぎました。
- CASE 2: 水道管工事現場の湧水止水
- 水道管工事で急な湧水が発生。土No袋を水槽に浸して約3分で大量の土のうを準備し、迅速な止水作業が可能となり、工期の遅延を最小限に抑えました。
- CASE 3: 鉄道・地下工事の災害対策備蓄
- 鉄道や地下工事の現場事務所に災害備蓄品として常備。コンパクトなため保管スペースを圧迫せず、万が一の浸水トラブルに備えることができました。