新設・既設のコンクリート耐久性を向上させ、長寿命化します。
近年、北海道で塩害、凍害と思われていたコンクリートのひび割れにおいて、実はアルカリ骨材反応だったという事例が報告されています。㈱エイムスの製品であるインナープロテクトはコンクリートの表面に塗布することで表面から含浸しコンクリートの劣化を防ぎます。
使用方法などお気軽にお問い合わせ下さい。
・けい酸リチウム系表面含侵材
・コンクリート表面浸透深さ:20~40㎜
特 徴
- 最大40㎜の高いコンクリート浸透性
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従来のリチウム系含侵剤では難しかったコンクリートへの浸透深さを克服した含侵剤です。最大40㎜の高い浸透力でしっかりとコンクリート表面を緻密化、劣化防止力が高く、特に塩害や凍害からコンクリートを守ります。
- 高いコンクリート劣化防止力
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コンクリートに塗布直後から塩化物などのコンクリート劣化要因の浸透を抑制します。
- 新設コンクリートの耐久性を向上!
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型枠脱型直後のコンクリートに塗布する事で湿潤養生効果を高め、ひび割れの発生を抑制するとともに、耐久性の高いコンクリートを作ります。
- 既存コンクリートの耐久性改善にも効果を発揮!
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古くなり中性化した脆弱なコンクリート部に浸透しアルカリ製を付与。また、細孔や細かいひび割れ内部に浸透する事でゲル化し、水や塩化物などのコンクリート劣化要因の侵入を阻害、耐久性を向上します。
施工手順
- 1、洗浄
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コンクリート表面をブラッシングやスプレー山水で洗浄し、表面を湿潤。
- 2、一次塗布
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表面が濡れ色の状態で、標準量インナープロテクト原液100g/m2を塗布(塗布前に必ずコンクリート濡れ色状態を確認)
- 3、待機
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気温に関係なく30分~45分置く。早く乾燥する様子があれば散水し、湿潤状態を保ってください。
- 4、二次塗布
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再度散水して表面を濡れ色状態にし、一次塗布と同様量の原液(100g/m2)を再塗布する。
- 5、湿潤養生
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気温15~20℃で30分~45分、5℃では60分~90分置く(早く乾燥する様子があれば散水)
- 6、洗浄・散水
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表面にインナープロテクトが残らない様流水やブラッシングで良く洗浄し、自然乾燥させます。
注意事項
- ・ガラス、金属等に付着し 乾燥 すると取れなくなるので 周辺への飛散、事前養生はしっかりと行ってください。万一付着した場合は水でしっかり洗い流してください。
- ・作業に当たっては作業員の防護メガネ、マスク、手袋の装着を厳守してください。
- ・原液を直接排水に流すことは避けてください。
- ・施工面に酸洗い等を実施している場合は、薬剤が酸と反応し白くなる場合があります 。 施工前に十分洗浄し 、 試験塗布 を行い 問題がないことを確認してから施工してください。
- ・保管する際は 高温( 4 0 ℃以上)、低温 0 ℃以下)の環境を避けてください。
- ・一度 凍結した場合、 性能が保証できませんので 使用しないで下さい。
- ・施工面にシラン系撥水剤(吸水防止剤)を施工予定の場合はインナープロテクトを先に施工して下さい。
※ 表面吸水防止(撥水)剤として弊社では、けい酸塩系シラン複合型含浸剤「ドライプロテクト」をご用意しております。けい酸塩系材料ベースにシラン系の吸水防止(撥水)性能を持たせた、ハイブリット型製品です。
- ・施工面に剥離剤が残 って いる場合は 事前散水をハイプレッシャーで洗浄、もしくは流水と ブラシ等で表面 を洗浄し 施工して下さい。
- ・ゲル状沈殿物が確認されることが有りますが、製品の性能には影響ありませんので、よく攪拌してお使いください。